2024.04.01
文化を超えたつながりを育むために
Kuoni Tumlare, Global Communications team
Zoe Chowさん
DIVERSITYGENDERCAREERDISABILITIESWORK STYLE
1.取り組みの背景、目的、取り組んだ際の想い
世界33カ国で事業を展開するグローバルなデスティネーションマネジメントカンパニーであるKuoni Tumlareは、文化の違いを超えたつながりを育むために努力しています。当社は背景も視点も異なる人財が揃い、そのおかげで事業が充実し、40を超える国々でユニークな体験を提供できています。会社のミッション、ビジョン、価値観のもとで組織の結束を目指す「ワンチームの文化」の醸成において、「グローバルコミュニケーションズチーム」は中心的な役割を果たしてきました。これを可能にしたのが、一貫したメッセージの発信に重点を置いた社内コミュニケーション手段の開発とステークホルダー全員に速やかに連絡できるチャネルの構築です。これにより、24時間いつでもデジタルプラットフォームで簡単に情報にアクセスできるようになりました。
2023年には「Kuoni Tumlare CSRチャンピオンネットワーク」を発足させ、地域レベル、グローバルレベルの両方でCSR戦略を効果的に発信しています。
2.具体的な取り組み内容
このチームの取り組みにより、2023年はすべてのコミュニケーションチャネルとプラットフォームでエンゲージメントが増加しました。私たちはブランドパーソナリティ、戦略、文化ストーリーラインを一貫性をもって繰り返し発信するコミュニケーション手段を開発しました。そうすることで一貫性のあるCSR戦略を伝達することが可能となっています。ここではCEOや会社についての最新情報、活動など、あらゆるメッセージを一定の頻度で発信しています。
現地オフィスの従業員が構成する「CSRチャンピオンネットワーク」は、各拠点にとって最も重要なニーズに応じてコミュニティプログラムを企画・運営しています。2023年は新しく誕生した「CSRチャンピオンネットワーク」がCSRの年間イベントのうち主要8イベントを実施しました。2024年の「CSRチャンピオンネットワーク」では20地域の38名がCSRチャンピオンとなり大変うれしく思っています。これにより地域も広がり、社会に与える影響も拡大します。
3.今後に向けて
私たちは今後も、企業文化を醸成すると共に、責任ある方法で従業員の結束を促す取り組みを進めていきます。現行のCSR活動において私たちは自らの多様性を強みとしており、社内ブランディング活動によりアイデンティティの強化に努めています。従業員同士の有意義なつながりを促進し、ブランディングを強化し、組織の結束力を高めるため、これからもチャネルの充実を図っていきます。