「日本遺産近世日本の教育遺産群」弘道館の魅力を知り守る1日
「日本遺産近世日本の教育遺産群」弘道館の魅力を知り守る1日
活動日 | 2017年10月21日(土) |
活動場所 | 水戸市弘道館における清掃活動および内部見学 |
平成27年4月24日に「日本遺産近世日本の教育遺産群」に認定された水戸市弘道館にて歴史に触れ、遺産を守る活動を行いました。弘道館は、水戸藩主徳川斉昭により天保12年(西暦1841年)に創設された日本最大規模の藩校であり、多くの藩士とその子弟が儒学・礼儀・歴史等、様々な学問を学びました。活動当日は、期間限定で行われる曝書(書物等の保存のため、虫干しをすることで湿気や虫害を防ぐ作業)風景の中、当時の弘道館の様子を振り返りながら、普段公開されていない学問の祖が祀られている「孔子廟」の内部を見学、清掃活動を行いました。
協力団体 | 茨城県土木部公園街路課、水戸市教育委員会事務局教育部歴史文化財課、偕楽園公園化弘道館事務所 |
JTB関東 水戸支店
担当者:前田古都美
TEL:029-225-5233
休業日:土・日・祝日
営業時間:9:30~17:30
参加者の声
・普段何気なく通っている道でも、歴史があり説明が聞けて良かったです。帰ったら家族にも伝えたいです。
・台風でできるか不安でしたが、結果屋内で貴重な活動ができました。
・曝書の日程と重なって、弘道館の普段見れないところも説明と一緒に見れて良かったです。
・今回の1回ではもったいないので、今後も同様の活動を行ってほしいです。
協力団体の声
水戸市が歴史まちづくりを推進している弘道館・水戸城跡周辺地区を歩いていただきありがとうございました。短い時間でしたが、この地区のなりたちと魅力の一端を知っていただけたのではないかと考えております。今後、大手門や二の丸角櫓等を復元して地区の魅力をさらに高め、賑わいや回遊性を創出していきますので、今後ともご理解とご支援をお願いします。
(水戸市教育委員会事務局教育部 歴史文化財課 世界遺産推進室 川口室長様)
担当者の声
当初、弘道館周辺の落ち葉拾いを予定していましたが、台風の影響で、屋内にて藩校当時の教科書や「大日本史」等の書籍が並ぶ風景のなか、貴重な版木の拭き掃除をさせていただきました。ご参加いただいたお客様には大変満足いただき、弘道館をはじめとした「日本遺産近世日本の教育遺産群」をPRできたことは成果だったと思います。今後も自治体の皆様と一緒に、地域について理解を深めていただく機会を創出できればと考えています。