優秀作品
- 作品名
- RE:INVENTION -- AIがつなぐ過去と未来 --
- 受賞者名
- 佐藤 眞紀さん
アイデアの内容
『時を超える対話 -- 偉人たちとの未来セッション --』
AI技術の進化により、私たちは過去の知と未来の創造をつなぐことが可能になりました。
エジソン、ピカソ、ライト兄弟といった歴史的偉人たちの書簡・研究・思想・作品など膨大な資料をAIに学習させ、「彼らの頭脳」を現代に再現します。来場者は、彼らと直接“会話”し、発想や価値観に触れることで、過去から未来へのヒントを得ることができます。子どもたちは天才の思考に刺激を受け、新しい夢を描き、大人たちは偉人の言葉を通じて未来の可能性を再発見する--。
世代・性別・価値観などから解き放たれ、すべての人々がワクワクする時空を超えた交流が、新たな発明・芸術・思想の芽を生み出す場にもつながる。それが、この博覧会で目指す「交流が未来を創る」姿です。
◎AI偉人トークブース
・エジソン、ピカソ、ライト兄弟などの偉人と1対1で会話できる対話型ブース。
・心理学者のフロイトやアドラー、ユングに質問し、それに応じて思想や人生観を語ってくれる。
◎時空を超えた共同制作アート
・ピカソやダ・ヴィンチなどの芸術家AIと来場者が共同で絵を描く体験。
◎偉人の発明ラボ:アイデアを形にする空間
・エジソンなどの科学者の発明方法を学びながら、簡単な実験を行うことができる。
◎ライト兄弟の飛行体験VR
・初飛行の瞬間をVRで体験し、彼らの挑戦のリアルを感じる。
・現代の空の技術との比較も学べる。
◎作曲体験
・来場者の感情や言葉をもとに、偉人AIが即興で曲を作ってくれる。
• 作曲家の頭脳でリミックス~現代の楽曲をバッハやショパンのスタイルで再構築する体験。
などなど・・
新しい体験への好奇心が次々と湧き上がってくる!!
「偉人たち」とひとことで言っても、その顔ぶれは実に多彩です。学問の発展に人生を捧げた人物、思想や哲学で時代を動かした人々、芸術の世界に革命をもたらした創造者、教育の未来を切り開いた先駆者、記録を塗り替えたスポーツ選手、そして未知の地へと挑み続けた冒険家たち--。
彼らの足跡はそれぞれ異なる分野に広がっており、その数だけ切り口も無限にあります。だからこそ、「偉人たち」をテーマにした企画には、学びや発見の形も多様で、ジャンルごとに特色あるアトラクションや体験を構想することができます。想像を巡らせるだけでもワクワクし、知の世界を旅しているような気持ちになります。
思いついたきっかけ
工作や実験が大好きな息子。
ある日、学校から借りてきたエジソンの本を夢中で読んでいました。
読み終えたあと、「どう?面白かった?」と声をかけると、息子が、ふとつぶやきました。
「エジソンにね、最初に作った電球の仕組みを聞いてみたいな」
その純粋な言葉に、私自身も強く心を動かされました。
時代も場所も越えて、もし偉人たちと子どもたちが直接言葉を交わすことができたなら--
その出会いは、想像をはるかに超える刺激やひらめきを生み出し、未来へ踏み出す大きな原動力になると思います。この何気ない会話から、「過去の知恵をAIによって現代に蘇らせ、未来を生きる子どもたちとつなぐ」という発想が生まれました。
そしてこの体験は、決して子どもだけのものではありません。長い年月を経ても色あせない偉人たちの言葉や思考に触れることは、大人にとっても新たな学びや気づきをもたらします。幼い頃に憧れた人物と“再会”したり、かつて理解しきれなかった思想の奥深さに大人の視点で触れたりと、その楽しみ方は人の数だけ広がります。世代を問わず、誰もが知の冒険者となり、過去と未来を自由に行き来できる--そんな体験と交流を思うとワクワクがとまらない!
そして、そこで得た気づきやつながりは、私たち一人ひとりの行動を少しずつ変え、やがては食や自然、暮らしを支える地球の豊かさを守る力へと育っていくはずです。過去から学び、未来を創るその旅路の先に、持続可能な世界が広がっていきます。
アピールポイント
AIの力で時空を超え、偉人たちとの“対話”と“共創”を実現する新感覚の博覧会です。
歴史を動かしてきた発明家や芸術家、思想家たちの思考や感性、冒険家やスポーツ選手の挑戦心--彼らの思考や手法を学習したAIが現代に再登場し、来場者は直接語りかけたり、体験したり、一緒に作品を生み出したりすることができます。
子どもたちは天才の思考に刺激を受け、自らの可能性に気づき、大人たちは過去の知恵から未来を切り拓くヒントを得る。
そこに生まれる出会いや化学反応は、人の心を豊かにし、新たな発想や価値を社会へと広げていきます。 また、科学・芸術・哲学といった多様な知が交わる体験は、持続可能な未来を考えるきっかけとなり、地球の恵みを次世代へつなぐ知恵を育みます。
分野や世代、価値観の垣根を越えて誰もが夢中になれる“知の冒険空間”は、未来の創造力を育む種をまき、新しい発明や文化、思想の芽吹きを後押しします!!
受賞者コメント
佐藤 眞紀さん
このたびは、このような素敵な賞をいただき、心からうれしく思っています。きっかけは、工作や実験が大好きな息子が、学校で借りたエジソンの本を読み終えたあとにこぼした「最初に作った電球のこと、聞いてみたいな」という何気ない一言でした。その言葉に背中を押され、もし時代を越えて偉人たちと話せたら、学びはもっと楽しく広がるのでは?と考えるようになりました。AIを通して過去の知恵と出会う体験が、子どもにも大人にも新しい驚きや発見をもたらし、未来やこれからの社会を大切にする一歩につながっていくと思うと、ワクワクが溢れ出します!
審査員講評
息子さんとのエピソードから生まれたアイデアに感動しました。
偉人伝を新しい体験として楽しめるワクワク感、そして世界を変えた偉人の功績を多様な形で伝えたいという想いがしっかりと伝わってきます。
女性の偉人では、どなたに会ってみたいか、ぜひ伺いたいです。
