株式会社JTBは、2024年7月25日（木）に開催される、日本三大祭のひとつ「天神祭」の船渡御(ふなとぎょ)･奉納花火を​「供奉船(ぐぶせん)^注１」から観賞するツアーを6月27日（木）より発売します。
通常は祭関係者のみ乗船し、一般のお客様は乗ることができない「供奉船」を貸し切り、すれ違う船と船の間で幾度となく手打ちを交わす「大阪締め」の様子と、真上に上がる約3,000発の奉納花火をお楽しみいただけます。

左：奉納花火イメージ、右：供奉船イメージ©（公財）大阪観光局

■企画の背景
訪日外国人旅行者は日本の祭をはじめとする、伝統文化への関心が高く、より間近で体感できる機会を求めています。
「天神祭」は、夏に大阪を訪問する訪日外国人旅行者からも認知度が高く、有料観覧席を利用いただく方も年々増加しています。
そのような中、今回、通常、祭の関係者のみが乗船する「供奉船」の貸し切りが可能となったことで、天神祭の本来の目的、歴史などにより深く触れていただく特別な体験として企画に至りました。
今回のツアーを通じて、大阪・関西万博を見据えたさらなる大阪の魅力発信、歴史、伝統に触れていただくコンテンツの開発に貢献します。

■ツアーの概要
特別船上観覧席とプレミアム体験ツアーの2種類の設定があり、どちらも日本語ガイドと英語通訳が同行し、天神祭の歴史や見どころを解説します。
また、乗船中は大阪の老舗料亭監修の弁当をお召し上がりいただきます。
プレミアム体験ツアーでは、より天神祭を満喫いただくため、7月24日（水）の宵宮(よいみや)に行われる氏地巡行(うじちじゅんこう)^注2を大阪天満宮境内の特別観覧席にて観賞いただき、7月25日（木）当日には、本宮祭(ほんみやさい)･神霊移御(しんれいいぎょ)之儀^注3の観覧後、だんじりや獅子舞、神輿などの大行列が大阪天満宮境内を出門、迫力満点の陸渡御(りくとぎょ)を間近でご覧いただけます。

＜天神祭 特別船上観覧席＞
・日程：2024年7月25日（木）17:30～21:00
・実施場所：大川（天神橋～飛翔橋一帯）
・内容：
17:30　乗船開始
18:00～21:00　船渡御・奉納花火鑑賞
観光ガイドによる解説、老舗料亭「高麗橋 吉兆」監修のお弁当、フリードリンク、ガイドブック、大阪天満宮特製うちわ付き
・ツアー代金：お一人様100,000円（税込）　※大人・子ども同額
・ツアー詳細

船渡御イメージ©（公財）大阪観光局

＜天神祭 プレミアム体験ツアー3日間＞
・日程：2024年7月23日（火）～7月25日（木）
・実施場所：大阪天満宮周辺、大川（天神橋～飛翔橋一帯）
・内容：3日間観光ガイドによる解説付き
7月23日（火） ギャルみこし観賞
7月24日（水） 天神橋筋商店街まち歩き、氏地巡行を大阪天満宮境内の特別観覧席にて観賞
7月25日(木)　大阪迎賓館にて昼食、陸渡御を大阪天満宮境内の特別観覧席にて観賞、船渡御・奉納花火観賞
老舗料亭「北瑞苑」監修のお弁当、フリードリンク、ガイドブック、法被、大阪天満宮特製うちわ付き
・ツアー代金：お一人様400,000円（税込）　※大人・子ども同額
・ツアー詳細

陸渡御イメージ©（公財）大阪観光局

■実施主体・協力
実施主体：株式会社JTB大阪第一事業部
協力：天神祭渡御行事保存協賛会、公益財団法人大阪観光局

陸上から観る特別観覧席も販売しています。詳細はホームページをご参照ください。



注1：天神祭「船渡御」において、御神霊にお供するために地車囃子(だんじりばやし)や獅子舞など祭関係者が乗る船
注2：だんじりや獅子舞などが祭の準備が整ったことを知らせるため、大阪天満宮御祭神の鎮守する地域を巡る
注3：渡御のため、梅の瑞枝を依代として、御鳳輦(ごほうれん)に御神霊をお遷しする祭儀
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