取り組み事例1：カスタマーエクスペリエンスマネジメントの推進
「JTBグループ行動規範」には、サービスの広告・宣伝に過度な主張や事実と異なる情報が含まれていないことを確認するよう規定されています。例えば、野生生物見学や文化イベントのマーケティングの際に確実性のない情報を提供しないことも明記しています。グループ社員を対象に年1回テストを行い、内容の再確認を行っています。
また、JTBではお客様の声を起点としたサイクルを回し「お客様実感価値（カスタマーエクスペリエンス）向上」につなげることを目的に、「販売員アンケート」「帰着後アンケート」を全社で確認・分析可能なシステムを構築しています。特に国内外の旅行から帰着したお客様が本音を記載してくださる「帰着後アンケート」において、即対応が必要と考えられる内容は該当個所に即時配信するとともに、お客様から寄せられるご意見を確認したうえで、商品内容改善やお客様対応力の向上に結び付けていくこととしています。
加えて、関連部門のCXM（カスタマーエクスペリエンスマネジメント）推進担当者は毎月ミーティングを実施し、事業横断的な課題を提起・議論し、お客様の声をもとにした改善活動を実施しています。

取り組み事例2：「JTB交流創造キャンバス」の開催
JTBは、新たな交流に関するアイデアをお客様から広く募る「JTB交流創造キャンバス」を2024年7月から募集を開始し、2025年1月に入賞作品が決定しました。2024年は「スポーツ×交流」をテーマとし、364件の応募をいただきました。厳正な審査の結果、応募作品の中から、「ドリーム賞」「クリエイティブ賞」として、それぞれ最優秀賞1作品、優秀賞1作品、審査員特別賞1作品を決定しました。

JTB交流創造キャンバス

取り組み事例1：パートナーシップ協働宣言
2024年6月、JTBはJTB協定旅館ホテル連盟^※と「サステナブルツーリズム・パートナーシップ協働宣言」に合意しました。これは、JTBグループが地球を舞台に持続可能な開発目標（SDGs）への貢献を目指し、「交流の拡大」と「環境負荷軽減」、「事業成長」と「サステナビリティへの貢献」の同時実現への意志の表明です。
この協働宣言を通じて、両団体はツーリズムにおけるサステナビリティの重要性の認識を相互に深め、持続可能なツーリズムの国際基準を参考に、「法の遵守」「社会的責任の推進・経済的持続可能性の向上」「文化の保全と活用」「地球環境の保護」を共に目指していきます。

※JTBグループと連携する組織で、約3,500軒の旅館やホテルが加盟。人財育成事業や各種委員会による調査研究や研修活動を通じ、加盟会員旅館・ホテルの宿泊販売促進に向けて活発な活動を実施しています。

取り組み事例2：旅館経営人財育成アカデミー
JTBグループは各種セミナーを行うことにより、仕入先の教育に貢献し、グループ一丸となってお客様のサービス向上やサステナビリティ推進に取り組んでいます。旅館経営人財育成アカデミーとして下記のような教育プログラムを提供しています。

取り組み事例3：JTBグループサステナブル取引方針の策定と浸透
JTBグループは事業パートナーと一丸となってサステナビリティに取り組む体制を構築すべく、「JTBグループサステナブル取引方針」を定め、事業パートナーの皆さまからのご理解をお願いしています。本方針は、事業パートナーとの持続可能な取引調達のあり方を示すものとして、国際的ガイダンスに基づく必要項目を精査し、JTBグループの事業に適した内容に整理し策定しました。今後は本方針に基づき、仕入先にサステナビリティに関する項目についてヒアリングを行い、現状把握とともにステークホルダーとの相互教育の機会提供や協働を進めていきます。

取り組み事例4：パートナーシップミーティング
毎年、JTB Group New Year Partnership Meetingを開催し、宿泊、交通、観光事業者などJTBグループと提携している事業パートナー約400名の皆さまと、JTBグループ各社の代表者との理解を図る場としています。

取り組み事例1：GSTCジャパンメンバーとのワークショップの開催

JTBグループは事業パートナーと一丸となってサステナビリティに取り組む体制を構築すべく、「JTBグループサステナブル取引方針」を定め、事業パートナーの皆さまからのご理解をお願いしています。本方針は、事業パートナーとの持続可能な取引調達のあり方を示すものとして、国際的ガイダンスに基づく必要項目を精査し、JTBグループの事業に適した内容に整理し策定しました。今後は本方針に基づき、仕入先にサステナビリティに関する項目についてヒアリングを行い、現状把握とともにステークホルダーとの相互教育の機会提供や協働を進めていきます。

地域の魅力創出