2025.04.01
DEIB体現への小さな1歩 ― 男性育児休暇1年の体験を振り返って
株式会社JTB 仙台支店
金野 和人さん
DIVERSITYWORK STYLEGENDER

1.取り組みの背景、取り組み目的、取り組んだ際の想い
男性社員として1年間の育児休暇を取得しました。実兄や同僚から育児の大変さを聞き、初めての育児に集中したいと考えたことがきっかけです。最終的には、JTBグループのDEIB推進方針を受け、私の挑戦が多様な働き方やライフワークバランスの推進に繋がればと思い、育児休暇取得を決意しました。相談をした当初は前例がなく不安でしたが、支店長はじめ、当時の課長、GL、同僚からの温かいサポートをいただき、職場の理解を得て、無事に育児休暇を取得することができました。
2.具体的な取り組み内容
育休中は家庭で妻と育児や家事を分担し、共に子どもとの時間を大切にしました。男性としてできる育児ケアは担当しながら、妻の負担を減らしました。育児に集中できたこともあってか、復職前には妻から共に育児に集中できた喜びと感謝の言葉を貰いました。私も妻への感謝、一緒に子供との時間を持てた喜びはもちろん、会社へも感謝の気持ちを強く感じました。
3.今後に向けて
育児休暇中、復職後も、無理なく復帰できる環境を整えていただいたことに感謝しています。私の育児休暇取得後、長期で取得する男性社員が増えたことも聞きました。私の1歩が、微力ながら社のダイバーシティ推進やワークスタイル変革の足がかりになっていたら嬉しいなと感じています。今後は、ジェンダー関係なく、仕事と育児の両立を図れる職場づくりに向けて、私自身が柔軟な働き方や多様性を受け入れた環境づくりに貢献したいと考えています。