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2012年度プログラム内容(幕末の志士らが歩いた歴史の道「萩往還」の清掃活動と明治維新ゆかりの松陰神社を巡る)

JTB地球いきいきプロジェクト

2012年度活動報告

幕末の志士らが歩いた歴史の道「萩往還」の清掃活動と
明治維新ゆかりの松陰神社を巡る


JTB中国四国山口支店

2012年11月25日(日)

山口県/萩市

山口の歴史を体感した街道の旅

参加人数:41名
協力団体:財団法人山口観光コンベンション協会、萩往還語り部の会


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行程

JR山口駅〜歴史の道「萩往還」〜道の駅「萩往還」〜萩往還周辺清掃活動〜萩本陣(地産地消バイキング)〜松陰神社〜JR山口駅

清掃活動をして、幕末に思いを馳せる

当日は快晴で、気温もすごしやすく、プログラムの実施に最適な天候でした。ご夫婦やご家族が多い中、若い方お一人での参加もあり、幅広い年代の方々にお集まりいただきました。

実施場所の萩往還は、萩市と防府市の三田尻港を結ぶおよそ53kmの街道で、毛利氏による萩城築城後、江戸への参勤交代での「御成道」として開かれました。山陰と山陽を結ぶ重要な交通路であり、幕末には維新の志士たちが往来。歴史上重要な役割を果たしています。

今回、萩往還を初めて歩くという方も多く、参加された皆様は熱心に語り部さんのお話に耳を傾けていらっしゃいました。萩往還の歴史と価値を認識したことで、清掃活動においても、当初はさほどごみがあるようには見受けられませんでしたが、お客様は道の奥まで分け入って清掃してくださったため、多くのゴミが集まりました。

語り部さんのお話の中から、幕末に志士たちが実際にこの道を歩いたという実感を得られ、とても感慨深い時間になりました。同時に山口県の歴史を体感することで地域への関心が高まり、地域への理解や愛着心が深まりました。今後も、この意義のある活動を定期的に継続していきたいと考えています。