くじゅう連山 大船山登山とミヤマキリシマ保護活動と自然観察会
くじゅう連山 大船山登山とミヤマキリシマ保護活動と自然観察会
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活動日 | 2015年10月22日(木) |
活動場所 | 大分県竹田市 |
大船山のミヤマキリシマ群落は、国の特別天然記念物の指定を受けております。その生育を阻害している樹木などを除去し、大船登山道の整備を行います。また、山頂付近の紅葉最盛期は10月中旬と言われています。今回の大船山登山(専門ガイド同行)は、観光登山バス利用の新ルートでこれまでより気軽に登山できますが、ご参加は経験者、もしくは普段よりウォーキングなどの運動をされている方を対象とさせていただきます。
協力団体 | 竹田市、竹田市観光ツーリズム協会、NPO法人久住高原みちくさ案内人倶楽部 |
JTB九州 大分支店
担当者:久井田、森、廣原
TEL:097-534-7151
休業日:土・日・祝日
営業時間:9:30~17:30
参加者の声
天気も良く1番見頃を迎えるミヤマキリシマを見ながらの登山は気持ちよかったです。保護活動をしたエリアを含めて次年度以降のミヤマキリシマも楽しみです。
(60代女性)
協力団体の声
今回のプログラムの最大のメリットは、官民NPOが一体となって九州の屋根久住連山の自然保護活動にあたることができたことです。とくに標高1700㍍。という高山地帯では、ミヤマキリシマをはじめとする高山植物が絶滅の危機にさらされており、山頂で限られた時間のなかで40名という多くの人の手で保護活動を実現できたことは特筆出来る中身と考えます。また、秋の紅葉の時期とも重なり、登山に訪れた方々へもこの保護活動を見ていただける機会となったことは二重の喜びでもありました。この活動を通じて、貴重な品種や景観を未来に遺していける貴重な機会となりましたことをご報告させていただきたいと思います。ありがとうございました。
(竹田市観光ツーリズム協会 佐藤嗣信様)
担当者の声
今回のプログラムは、一般参加者15名、グループ社員13名、地元のボランティアガイド10名、そして竹田市観光課から2名の総勢40名によって大船山山頂付近にて、ミヤマキリシマ育成を阻害する樹木の伐採活動を行いました。専門家の指導の下で行うことで、根元から雑草などを取り除いた為、長きに渡り継続して効果を発揮する保護活動となりました。また、竹田市が新設した登山道へのシャトルバスを利用することによって、シャトルバスの周知・活動促進もアピールが出来たと思います。