蓄積されたチケット販売データを可視化
―戦略データ分析基盤「スマ券Navi」を正式リリース―
株式会社グッドフェローズJTB
JTBグループで観光施設向けWebチケット販売システムの提供を行う(株)グッドフェローズJTB(本社:東京都品川区、代表取締役 鮎貝雅代)ならびに(株)グッドフェローズ(本社:東京都武蔵野市 代表取締役 磯部昌美)は、施設運営やマーケティングのDX推進をサポートする、戦略データ分析基盤「スマ券Navi」~スマートチケッティングナビゲーター~を、7月15日にリリースいたしました。
■集客施設の課題と開発の背景
近年、娯楽やレジャーの多様化やコロナ禍以降のインバウンド急拡大により、これまでの経験や感覚に頼る施設運営では、売上・利益の最大化を実現することが難しくなってきています。また、観光施設の現場では日々の業務が優先され、今後一層重要になるデータ分析を行うための十分な時間や要因が確保できていないことも少なくありません。
本ツールは、集客施設がもつデータの一元化により、施設運営やマーケティングのDX推進をサポートいたします。これにより、正確でスピーディーな経営判断を支援し、より効率的な施設運営と競争率向上に貢献いたします。
■戦略データ分析基盤「スマ券Navi」の特徴
オンラインチケット販売や着券データの管理に加え、近年の窓口縮小傾向により、マルチペイメント自動券売機「マル券くん」の需要が高まっています。これら複数のデータを、チケット施設向けPOSシステム「券作くん」を中心とした施設のローカルデータと連携させることで、施設全体のデータを包括的に可視化することが可能となりました。
従来、多くの施設では伝票データをExcelなどの表計算ソフトを用いて可視化・分析を行っていましたが、この作業には多大な時間と労力を要していました。新たに導入される戦略データ分析基盤「スマ券Navi」を活用することで、これらの分析業務を大幅に効率化できます。「スマ券Navi」は、データの統合と高度な分析機能により、施設運営者の意思決定を強力にサポートし、運営の最適化を実現します。
戦略データ分析基盤「スマ券Navi」は、当社が提供するオンプレミスシステム「券作くん」「マル券くん」や、オンラインチケット販売システム「Webket®」チケット流通プラットフォーム「チケットHUB®」を利用する施設様がご利用対象となります。
■戦略データ分析基盤「スマ券Navi」を利用してできること
【運用支援】
毎日作成されるフラッシュレポートで、1日の予算実績データや2週間・1ヶ月の実績進捗状況の確認が可能です。また、必要なデータの集計・可視化が簡単にできるため、運営業務の手間と時間を大幅に削減できます。
【マーケティング支援】
Webket®の会員データの属性や、ゲストの購買動向から得た分析データを活用し、適切なターゲティング、適切な手法でのプロモーションを支援します。
【経営支援】
過去の着券データの分析から、特定の場所や時間帯における人々の動き(移動や滞在)の予測が可能です。精度の高い来場予測から、従業員の人員配置の最適化や飲食施設での食品ロス対策、混雑時の価格変動などもスピーディーな判断が可能となります。
■今後の機能拡張
今後、これまでの来場回数や、チケットの購入金額、最後に来場された時期などをもとに、「よく来てくれる方」「最近来ていない方」「購入額の高い方」といったお客様の傾向を把握できる機能(RFM分析機能)を提供予定です。
グッドフェローズJTBおよびグッドフェローズは、今後も施設様のニーズに寄り添い、観光業界全体のデジタル化加速と革新的なソリューション開発に尽力します。
□株式会社グッドフェローズJTBについて
2020年チケッティングシステムを牽引するグッドフェローズと、国内外の観光ネットワークに強みを持つJTBの2社による共同出資で設立いたしました。導入支援に加え、データを活用した運営の効率化や顧客体験向上のコンサルティングサービスを提供しております。施設運営者様のデジタル化及びサスティナビリティ向上に貢献いたします。
□株式会社グッドフェローズについて
発券システム国内トップシェアである「券作くん」を中心とした、集客施設向けの各種ICTプロダクト・チケッティングシステム等を開発・提供しています。 チケットHUBの人流データを活用したさらなる省人化、省力化を目指し、ICTマーケティングパートナーとして施設の運営コンサルティングやマーケティング支援も行っています。
・電話:0422-27-8701(年中無休9:00-17:30)
・メールでのお問い合わせ:専用メールフォームよりお問い合わせください
■報道関係の方からのお問合せ先
グッドフェローズJTB 経営戦略チーム gfjtb_keisen@gfjtb.co.jp