世界旅行ツーリズム協議会副会長にJTB会長 髙橋広行が就任
前副会長の田川博己(JTB相談役)は、日本初のアンバサダーに
株式会社JTB
2022年4月に開催された世界旅行ツーリズム協議会*(World Travel &Tourism Council、以下WTTC)グローバルサミット2022(開催地:フィリピン)において、株式会社JTB取締役会長 髙橋広行が新たにWTTC副会長に選任されました。任期は2022年4月から3年間の予定です。
WTTC副会長を退任した田川博己(株式会社JTB取締役相談役)は、今大会において世界のツーリズム産業発展への貢献が認められ、"GLOBAL ICON 2022 AWARD"を受賞し、今後は日本人として初となるWTTCアンバサダーとして、ツーリズム業界における持続可能な観光の推進を担います。
WTTCは1990年に創設された、世界の主要ツーリズム関連企業や団体のトップ178名で構成される、世界最大の国際観光領域の民間非営利団体です。ツーリズムに関わる主要分野を世界規模でカバーする唯一の団体であり、国連世界観光機関(UNWTO:The World Tourism Organization)の、民間団体としてのカウンターパートとして、ツーリズムに関わる調査研究や、各国政府・国際機関に対するさまざまな働きかけを行っています。これまでもグローバルサミットを毎年各国で開催しており、その規模の大きさと多様性から「観光分野のダボス会議」とも称されています。
COVID-19の感染が世界的に拡大した2020年には、観光領域における感染症に対する安全基準と感染防止策のガイドラインを策定。基準を満たしたツーリズム関連企業が取得できる"Safe Travels Stamp"**を設定し、人びとが安心して旅行を楽しむための国際的な基準を示しました。
JTBは、2008年からWTTCに加盟しています。今後も、アジア太平洋地域および世界各地域のメンバーと協力し、質の高いツーリズムと、観光分野におけるサステナビリティを推進してまいります。
*WTTC URL:https://wttc.org/
**Safe Travels Stampに関するJTBニュースリリース:
https://press.jtbcorp.jp/jp/2020/08/wttc-safe-travels-stamp.html
◆JTB グループは創立 110 周年となる2022年を機に、事業ドメインである「交流創造事業」におけるサステナビリティへの取り組みを更に加速し、「心豊かで持続可能な社会の実現」をめざします