2021年11月27日(土)・28日(日)

川越市内

小江戸川越で持続可能な観光まちづくりを学ぶ2日間

概要 【1日目:11月27日(土)】
3つの商店会でのごみ拾い・「持ち帰りたくなる紙袋」の配布
川越は「小江戸川越」として観光・食べ歩きのグルメと近年人気を博しています。観光客が増える一方で、ゴミの投棄などの問題も生じています。地元大学生と一緒にゴミ拾いをしながら、大学生が考えた企画「持ち帰りたくなる紙袋」を観光客に配布し、ごみの持ち帰りなどを若者目線で伝えました。
「桂木ゆず」の収穫・即売会
途中、地元大学生・高校生による『桂木ゆず』即売会を実施。地元高校生が人手不足に悩む毛呂山町のゆず農家に出向いて、ゆず狩りの手伝いをしました。JTB川越クレアモール店前で大学生・高校生が協力して販売しながら、桂木ゆずの歴史や特徴を伝えました。

【2日目:11月28日(日)】
意見交換会・SDGsボードゲーム体験
前日のゴミ拾い活動などについて参加者同士で意見交換会を実施。SDGsボードゲーム体験を通して、商店街や地元事業者のSDGsへの取組についても目を向け、これからのまちづくりを考えていきます。
「丹徳庭園」での地元の観光資源体験
明治に造られた200坪の日本庭園を有する丹徳庭園にて、狭山茶のルーツとなる「河越茶」の伝統作法や川越の歴史文化を学びながら、お抹茶・和三盆作りや本格着付け体験を実施しました。
協力団体 東京国際大学(ハイポテンジャーユニバーシティ)、城北埼玉中学・高等学校、川越一番街商業協同組合、大正浪漫夢通り商店街振興組合、川越新富町商店街振興組合、丹徳庭園、M&HS、SAYAMA TEA STYLE、毛呂山町観光協会、飯能信用金庫川越支店、COEDO KAWAGOE F.C、ワンバレット、NTT東日本 埼玉西支店
お問い合わせ先 株式会社JTB 川越支店 担当者:木 訓之 TEL:049-246-5813 休業日:土日・祝 営業時間:9:30-17:30

参加者の声

・今回のプロジェクトにおいては、小江戸川越で持続可能な観光まちづくりを学ぶことを目的として開催された。
株式会社ワンバレット様に協力頂き、「SDGsボードゲーム」を体験しました。 SDGsボードゲームはとても興味深い内容でした。
ボードゲームの中で他の参加者と協力しながら17のゴール達成の方法を話し合い、考えることで、協力し未来に向けて暮らしを守り、継承することの重要性を理解することができました。
東京国際大学の学生、JTB社員が参加したがゲームを通じてSDGsについて深く理解するきっかけとなりました。
世代によって違った目線も感じ、今後も学びを続けていきたいと考えます。

・桂木ゆずの収穫について
最初に説明を聞くまでは柚子を収穫するのは簡単だとおもっていたが、実際にやってみると棘があったり、蜘蛛の巣が張っているなどとても大変な作業だと感じ、年齢が高齢な方が行うにはとても大変な作業だと思った。なので自分たちが行ったので少しでも農家の方の負担が減らすことができたら良かったと思った。毎年柚子を食べたりできるのは大変な収穫作業を行なっているので改めて農家の方たちに感謝しなければならないと思った。

・桂木ゆずの販売について
今回の販売会を通して、改めて販売する事の難しさを実感しました。ゆずも含めて、何か物事を販売するという行為は宣伝をして商品を販売するという単調な行為ですが、実際にはお客様から苦情が入ったり、商品に関する質問が入ったり、通行人の邪魔にならないような形で呼び込みをするなど、様々な所に気を配らないといけない事を身に染みる程感じました。販売に至った背景(収穫の様子、ブランド品なのに形やサイズが不揃いのものを格安で販売するわけetc…)も中心的に宣伝出来ればより買ってくれる人や客層がより本来の目的に近づくのではないかと思いました。

・貴社の観光地の清掃など、元気な未来を創造していく「JTB地球いきいきプロジェクト」という素晴らしい活動にとても感銘を受けました。弊社も地域とともに環境負荷低減や自然環境保護の取り組みを検討しておりますが、なかなか良いアイデアが浮かばず、実現しておりません。今回の情報共有・連携をとても心強く感じております。またご教授いただけましたら幸いです。

協力団体の声

2日間で多くの地元の方々、観光客の方々とお話することができたことが本当に嬉しかったです。
自分が育った素敵なまちである川越の魅力を守っていきたい、発信していきたい、人と人をつないでいきたいと普段大学内で学んでいることをこの2日間でいくつも実践できたことが良かったです。この2日間で得た知見を今後に生かしていきます。
準備をしていただいた関係の皆様、本当にありがとうございました。

担当者の声

【地球いきいきプロジェクトについて】
小江戸川越のほど近く、埼玉一の通行量を誇るクレアモール商店街。全長1,200mの商店街の中心部に当店はございます。ひんやりと澄んだ秋空の下で、爽やかな香りと、高校生、大学生の伸びやかな声が商店街全体を盛り上げているようでした。店舗と法人支店が手を取り、一つのイベントを行うことは今回が初めてです。街中や商業施設に映える赤い看板、JTBの店舗には無限のポテンシャルを感じました。今後も様々な事業でその力を発揮させていきたいです。

【商店街での活動について】
地球いきいきプロジェクトを通じて、地元の大学生や事業者の方と一緒に清掃活動を行い、SDGsへの取組について意見交換ができたことで、これまで気付かなかった川越の魅力を発見することが出来ました。
今回は、東京国際大学の学生観光まちづくりチーム「ハイポテンジャーユニバーシティ」と一緒に企画・実施しました。「ハイポテンジャーユニバーシティ」は、市内の大学生が連携し、大学で得た知識を活かして大学生ならではの発想で川越をさらに良いまち・活気のあるまちにしていくことを目的としたプロジェクトチームです。
JTB川越支店と約半年間にわたり意見交換をし、地元商店街・自治体の方にもお話を聞くことで、商店街に食べ歩きやごみの問題など難しい課題があることが理解出来ました。
ごみ拾いをしたり、「持ち帰りたくなる紙袋」を配ったりすることで、そのような課題や困りごとをすぐに解決することはできませんが、地元の大学生や高校生の発信や活動で、川越をよりきれいな魅力的なまちにしたいと思ってくれる人が少しでも増えるとよいと感じています。

【桂木ゆずの収穫・販売について】
毛呂山地区の地域活性・地域ブランドとしての「桂木ゆず」ですが、実際に販売したのは、立派な桂木ゆずでなく、高校生が収穫したものであり、桂木ゆずとして市場に出回るものでないゆずの販売が実際としては多くありました。そのため、通常より安価で販売したため、お客様も喜んでいる人は多かったです。
販売をしてみて、実際には安価で売るだけでなく、しっかり下記のようなコンセプトを、全面に出し、販売することで、お客様へのメッセージも伝わり、購入の意味合いや価値も高まるのではということにも気付きました。

具体的には「桂木ゆずのブランドとして本来は市場に出回らないものを、高校生が新しい販路で販売することで、フードロスをなくす取組みや新しい使い道への発見を見出し、地域貢献・社会貢献していく」という、1つの方向性・内容です。
桂木ゆずは、形が小さく・傷がついているものでも、香りが強く、使い道はいくらでもある。これが、更なるブランド形成・地域活性・廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用に繋がるのだと、感じました。商品化などにも繋がることで、新たな雇用創出や、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業の促進に繋がると感じました。

また、今回は、地域の方々・高校生・大学生と、違う立場の人が集まり行動を起こしたことで、色々な気付きに巡り合えたとも感じております。高校生としても、ゆず収穫の前に、しっかりと桂木ゆずについて学習し、収穫当日は農家の方に生の声を聞くことで理解を深め、販売当日には桂木ゆずについてのチラシやポスターを作成し掲示、オリジナルビデオを作成し、映像も流しておりました。

上記を通じて何よりも安価で販売しゆずを渡すだけでなく、高校生自身が自身の言葉で、桂木ゆずの説明や収穫・販売までの話を、購入・受け渡しする間に、老若男女問わず話していたことが、印象的でした。
貴重な機会をありがとうございました。またこれを次の機会に繋げていきたいと思います。

プログラムの様子