ダイバーシティ(DEIB)
個性が生み出す新しい価値で、
持続可能な社会へ。
DEIBとは?
DEIBとは、「多様性(Diversity)」「公平性(Equity)」「包括性(Inclusion)」「心理的安全性(帰属性)(Belonging)」の思いがひとつになった言葉です。
JTBグループでは、年齢、性別、人種、経験、文化などあらゆる「多様性(Diversity)」を尊重し、広い視野、イノベーション創出につながる「価値」としてとらえています。
そして、一人ひとりが輝くために、立場や属性に関わらず、必要な情報と機会を平等ではなく「公平(公平性)(Equity)」に得られる環境を実現し、個々に応じた必要な仕組みを活用し、誰もが皆、活躍していく場を創っていきます。
私たちは多様な意見や経験、持ち味を活かして、誰もが活発に自分らしく輝き「つながり」を育むことで「包括性(Inclusion)」を確立し、お互いのポテンシャルを引き出し、個々では成し遂げられない成果を仲間と共に実現していきます。
そして、一人ひとりが皆、安心して自分らしさを発揮できると感じられる場を共に築くことで「心理的安全性(Belonging)」を確保し、やりがいと誇り、向上心を持った仲間と互いを高め合い、挑戦していくことで、これまでにない「新しい価値」を創造していきます。
多様性
私たちは
年齢、性別、人種、経験、文化など
あらゆる多様性を尊重します。
多様性を、広い視野、
イノベーション創出に
つながる価値としてとらえます。
多様性とは、年齢や性別など人々が様々にもつ特徴のことを指します。JTBでは、社歴や経歴といった経験もその人の個性として尊重しています。
公平性
私たちは
一人ひとりが輝くために、
立場や属性に関わらず、
必要な情報と機会を平等ではなく
公平に得られる環境を実現します。
個々に応じた必要な仕組みを活用し、
誰もが皆、活躍していく場を
創っていきます。
「平等」と「公平」は似ているようで異なります。「平等」とは、すべての人が同じ情報や機会を得られる状態のこと、「公平」とは、それぞれの立場や属性に合わせてふさわしい情報や機会が得られる状態のことをいいます。
包括性
私たちは
多様な意見や経験、
持ち味を活かして、
誰もが活発に自分らしく輝ける
「つながり」を育みます。
お互いのポテンシャルを引き出し、
個々では成し遂げられない成果を
仲間と共に実現していきます。
包括性とは、様々な特徴を持つ人がみな排除されないことを意味します。JTBでは、様々な人々が存在しているだけではなく、それぞれが持つ多様な個性が相互作用をもたらしながら活躍している状態を指します。
帰属性
私たちは
一人ひとりが皆、安心して
自分らしさを発揮できると
感じられる場を共に築きます。
やりがいと誇り、向上心を持った
仲間と互いを高め合い、
挑戦していくことで
これまでにない新しい価値を
創造していきます。
帰属性とは、心理的安全性が確保された居場所がある状態を意味します。JTBでは、そういった居場所の中で、人々が互いに切磋琢磨しあいながら輝いている状態を指します。
髙﨑 邦子
株式会社JTB
常務執行役員 DEIB 担当
人財開発担当 働き方改革担当 (CDEIBO)
【解説】なぜ「DEIB」なのか
「違いを価値に、世界をつなぐ。」
多様(Diversity)であることそのものが大きな力です。
年齢や性別、人種といった表層的なことも、経験や価値観、ライフスタイルなどの深層的なことも、すべての仲間が個々の違いを尊重し、公平(Equity)な機会を得られ、そして、個性を活かしあい、共に働き、学び、成長し、仲間としてつながり(Inclusion)、心理的安全性が高い環境(Belonging)で、誰もが皆自分らしく輝ける。
信頼・挑戦・笑顔あふれる企業風土のもとで、一人ひとりがエンゲージメント高く、自由闊達に、そしてダイナミックに活躍することで、共創が生まれ、イノベーションにつながり、お客様に実感いただける「新たな価値」が創りだされていく。
そのことが、まさに、「JTBグループ 経営理念」- 地球を舞台に、人々の交流を創造し、平和で心豊かな社会の実現に貢献することにつながっていきます。
5つの重点取り組み
組織開発支援
多様性を組織の強みにつなげる組織風土の醸成に取り組んでいます。
●「JTB社員意識調査」を活用した組織開発プログラム
●個所(全国のJTB支店)の自律的な組織活動「Smile活動」の展開とナレッジシェアを目的とした「Smile活動掲示板」
●エンゲージメント向上、インナーブランディングを目的とした各種取り組み
目標:ダイバーシティ実感
2022
73.3%
2024
80%
解説社員にとって、ここがうれしい。
芦原 真由美
株式会社JTB DEIBチーム
DEIB推進事務局長
2000年入社
ワークスタイル変革の推進
柔軟で自律的な働き方の実現を目指す「JTB Group WORK Style」の定着に向け、変革を進めています。
●「働きがい」と「働きやすさ」の向上に向けた環境整備や制度整備
●「ふるさとワーク」「勤務日数短縮制度」など多様な働き方を実現する各種制度
●社内報「J’s Magazine」や各種セミナー等を通じた制度理解促進、事例紹介
目標:エンゲージメント指数
2022
73.3%
2024
85%
目標:柔軟なワークスタイル実感
2022
58.4%
2024
70%
解説社員にとって、ここがうれしい。
竹村 あおみ
株式会社JTB 人事企画チーム
企画担当マネージャー
2007年入社
キャリア開発支援
社員の自律をベースとして、一人ひとりのキャリアを支えるプログラムや制度を整えています。
●「JTBセルフ・キャリアドック」(キャリアコンサルティング面談・各種キャリア研修)の実施
●キャリアに関するイベント、セミナー
●「JTBキャリアサイト」によるキャリアデザイン支援
●主体的なキャリア形成を目的とした「人財交流共通制度」をはじめとする各種制度
目標:人財交流共通制度
2022
239名
2024
250名
解説社員にとって、ここがうれしい。
小越 基正
株式会社JTB 人財開発チーム
人財育成担当マネージャー
1999年入社
国家資格キャリアコンサルタント
障害者雇用と活躍支援
障害の有無に関わらず「できる仕事」ではなく「やりたい仕事」に挑める環境づくりを行なっています。
●「チャレンジドサミット」をはじめとする障害の理解促進に向けたプログラムおよび各種セミナー
●特例子会社の専門知見を活かした定着支援
●協賛団体としての活動等を通した共生社会に向けた取組み
●各種ツール導入(UDトーク等)による、情報保障などの取り組み
実績:障害者雇用率
2023.6
2.58%
解説社員にとって、ここがうれしい。
山本 貴恵
株式会社JTB 人事チーム
グループリーダー
2013年入社
ジェンダー平等
●アンコンシャスバイアスを取り除き、自身にプラスアルファの要素を取り入れることを目的とした「プラスフォーラム」
●ジェンダー・アンコンシャスバイアスの観点からDEIBの理解深耕を目的とした「DEIB研修」
●ライフイベントに対応した各種制度、セミナー
目標:女性管理職比率
2022
37.6%
2024
40%
実績:育児休業取得率
女性
100%
男性
91.4%
解説社員にとって、ここがうれしい。
片岡 香津希
株式会社JTB DEIBチーム
グループリーダー
2006年入社
国家資格キャリアコンサルタント
社外からの評価
くるみん認定企業
JTB、JTBパブリッシング、JTBコミュニケーションデザイン、I&Jデジタルイノベーション(旧JTB情報システム)の4社は、「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けました。
女性活躍推進法に基づく「えるぼし」認定
女性の活躍推進企業を認定する「えるぼし」をグループ7社で取得しました。
【2段階】
JTBグローバルマーケティング&トラベル/JTB商事
【3段階】
JTB/JTB 総合研究所/沖縄JTB/JTBパブリッシング/JTBコミュニケーションデザイン
ダイバーシティ経営企業100選
JTBは2015年に経産省「ダイバーシティ経営企業100選」に認定。
JTBグローバルマーケティング&トラベルは2020年に新基準での認定も受けました。
健康経営優良法人
JTBグループは、経済産業省・日本健康会議が選ぶ、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。
「グッドキャリア企業アワード2020」大賞
自律創造型人財の育成に向けたカルチャー改革と人財育成の取り組みが評価され、厚生労働省「グッドキャリア企業アワード2020」大賞(厚生労働大臣表彰)を受賞しました。
RECOMMEND
- 社員の仕事とキャリアを知る
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