佐藤 史彬
Fumiaki Sato

観光施設も。
JTBグループも。
フォトライブラリーシステムの
運用で支える。

佐藤 史彬

株式会社JTBビジネストランスフォーム
IT・情報サービス事業部
2023年入社
経営情報学部 事業構想学科 卒
視覚障害

入社を決めた理由

大学時代に観光事業や地域活性化に触れたことが、この業界を志したきっかけです。特にJTBグループは観光業界の中でも多くの事業を行っているので、専門知識がなかった私でも活躍の場が見つかるのではないかと考えました。また、合同企業説明会で視覚障がいと就活の現状を採用担当社員へ話した際に、親身になって一緒に考えていただき、私に合うJTBグループ会社を紹介してくれました。そのことから「良い雰囲気の職場環境」である印象と「自分の能力を発揮できる可能性」を感じたことが、入社の決め手になりました。

入社して驚いたこと

JBXに入社して驚いたことは、JTBグループの経理業務からフォトライブラリーシステムの運用まで、想像よりもはるかに幅広く、多種多様な業務があることです。入社前はどの業務に携わるのかがわからずに不安になったこともありますが、先輩社員の優しい指導のおかげで払拭されました。また、ヘルプとして他の業務に関わる機会もあり、多くのことを学べる環境だと思います。

同期の言葉に手応えを実感。
「たびフォトサーチ」の運用。

現在の仕事内容を教えてください。

「たびフォトサーチ」という、JTB契約施設とJTB、そしてJTB関連会社が使用できるフォトライブラリーシステムを運用しています。具体的には、「たびフォトサーチ」への新規施設の登録、画像の代理登録、登録されている施設情報の更新・削除、メールや電話によるお問い合わせ対応などを行っています。
白地が見えにくいため、会社と相談のうえ、事務用品として黒地ノートと白ペン、黒い電話を用意してもらっています。書類は拡大読書器を使い読み取り、パソコン画面は白黒反転させ音声読み上げソフト(PCトーカー)を活用しています。また、視力に頼らずスムーズに業務を進めるために、PC操作では出来る限りショートカットキーを使用し、文章作成の際にはPCトーカーの音声に集中し、全文を読み上げ確認することで誤字脱字を軽減することに努めています。

どんなところにやりがいを感じますか?

契約施設やJTBグループ会社からの問い合わせに的確に対応でき、「問題が解決した」という返事があると達成感があります。一方で、普段は他部署の社員と関わる機会が少ないため、自分の仕事がどこまで会社に貢献できているのか見えづらいことがあります。他部署や別会社の同期と仕事の話になった時、「そのシステムならうちの部署も使っているかも」「すごく重要な業務だね」と言われると、自分の仕事がちゃんと役に立っていることを知ってホッとします。

小さな目標達成を積み重ねて、
いつか、DX推進に貢献できる自分へ。

今、目標としていることを教えてください。

現在の目標は「自分が頼れる自分」になることです。そのために、可能な限り自分の力で業務を行い、できることを増やしていこうとしています。「メールでのお問い合わせには30分以内に丁寧な返信をする」「先輩社員の電話応対を聞いて学ぶ」「わからないことがあれば周囲に教わりながらマニュアルを作成し、人に説明できるレベルまで理解する」など、小さな行動目標をいくつも立てて実行していくことで、一歩一歩着実に進んでいます。

いつか、JTBグループで成し遂げたいことは?

Excelのマクロなど業務で役立つITスキルを身に付けて、JTBグループのDX推進に貢献できればと考えています。その一歩として、ITパスポート取得に向けた勉強や、Excel関数の知識吸収、業務効率を上げるためのテクニック習得などを、業務のかたわらで進めています。
そして、JTBグループにおけるダイバーシティのロールモデルとして、個性を活かし自分ができることを考え挑戦し続けていきたいと思います。

とある1日の過ごし方

9:15
朝礼に参加し、グループ内で一日の業務を共有
メールチェックと朝までに届いたお問い合わせに対応
9:45
たびフォトサーチの管理台帳更新
たびフォトサーチ内の施設名称や電話番号などの更新
電話の取次ぎとお問い合わせ対応
13:00
お昼休憩
14:00
グループ内のヘルプ業務(宿泊契約のデータチェックや旅行コンテンツのメンテナンス)
たびフォトサーチのマニュアル整備
17:45
退勤

オフの過ごし方

基本的には家でゆっくり、読書やアニメ鑑賞、動画視聴をして過ごしています。2か月に一回ほどは、友人と遊びに出かける機会もつくっています。

CAREER

2023:IT・情報サービス事業部 ITソリューション第一チーム 情報ソリューショングループ たびフォトサーチ運用担当