久保田 菜々
Nana Kubota

ビジネストラベルの最適化を提案し、
企業のグローバルビジネスを支援する。

久保田 菜々

株式会社JTBビジネストラベルソリューションズ
BTM第4営業部 営業課
2019年入社
国際社会学部 卒

入社を決めた理由

大学時代にヨーロッパへ留学した経験から国際交流に関心を持ち、帰国後も外国人留学生をサポ―トするボランティアに携わっていたことから、国内外の交流創出に携わる仕事に就きたいと考えていました。就職活動を進める中でJTBグループが"交流創造事業"を事業ドメインとしていることを知り、「交流創造」という言葉に惹かれて、そこからさらに各社について調べていきました。当社は、レジャーの旅行ではなく、企業のグローバルビジネスに欠かせない出張の領域でビジネスを展開している点が珍しくもあり、「面白そうだな」と興味を持ちました。さらに、企業や出張者を支える仕事は、自分自身の"誰かをサポートすることにやりがいを感じる"という性格ともマッチしていると感じたことが、最終的な入社の決め手となりました。

入社して驚いたこと

まず驚いたのは、当社の顧客数の多さです。誰もが知っているような大企業をはじめ、中小企業や大学まで、法人マーケットにおける幅広い業界のお客様を取り扱っていることにはとても驚きました。世界を舞台に様々な渡航先へ出張されるお客様のサポートに携わったことで、出張を起点とするビジネスの将来性を肌で感じました。また、入社当初は外資系企業を主要顧客とする海外トラベルコンサルタントとして配属されましたが、就職活動時に当社ホームページやJTBグループキャリアサイトで情報収集をしていたので、仕事内容に対するギャップはあまりありませんでした。ただ、旅慣れた出張者の方など、航空会社に関する豊富な知識をお持ちのお客様も多くいらっしゃり、想像以上に専門知識が必要となる業務だと感じました。知識量を増やしたいと思い、主要航空会社の路線リストを作成したり、お客様の利用頻度の高いホテルを地図上で整理したりと、自分なりに少しずつスキルアップを図り、お客様から「迅速かつ的確な提案だった」と評価いただいたときには、自身の成長を感じることができました。

外資系企業の担当営業として、
出張データの分析やソリューション提案に従事。

現在の仕事内容を教えてください。

顧客企業の専任営業担当(アカウントマネージャー)として、出張データの分析やソリューション提案を行う仕事をしています。例えば、出張コストの観点から潜在的な課題を見出し、航空券の購買方法の見直しによるコスト削減を提案するなど、お客様とともにビジネストラベルの最適化・効率化を目指していきます。私は外資系企業を担当しており、グローバル規模でのサポートや提案を行うことが求められるため、共同出資社であるCarlson Wagonlit Travel社(CWT)との密な連携が欠かせません。お客様×CWT社×当社の合同ミーティングの開催や、トラベルコンサルタントチームとの日々の情報交換・サービス向上に向けた話し合いなどを行い、より良いサービスの構築に向けて日々取り組んでいます。

どんなところにやりがいを感じますか?

海外トラベルコンサルタントに従事していたときは、私の名前を覚えてくださったお客様からご指名をいただくなど、自分を頼りにしていただけることがとても嬉しかったです。特にコロナ禍は、フライトの振替対応や緊急の帰国手配など、難易度の高い案件も多々ありましたが、ご帰国後に感謝のお言葉をいただけることもあり、やりがいに繋がっていました。現職のアカウントマネージャーとしては、お客様やCWT社と密にコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていくことが自身のモチベーションに繋がっていると感じます。コミットメントを果たしたことに感謝していただける瞬間が、今の私の最大のやりがいです。

海外派遣研修制度を利用し、
グローバル目線での知識吸収とスキルアップを目指す。

今、目標としていることを教えてください。

まずは社会人としての感度が高く、世の中のトレンドに敏感であること、そして、CWT社やお客様とより良い関係を築くことができるアカウントマネージャーになることが目標です。旅行に関するテクノロジーの進化や、ビジネストラベルのマネジメント手法については、CWT社が行っているグローバル規模の手法から学びに繋がることがたくさんあります。目の前の業務の領域だけに捉われず、様々なことにセンサーを研ぎ澄まして新しい知識をどんどん吸収しながら、お客様のビジネスになくてはならないパートナーを目指したいと思っています。

いつか、JTBグループで成し遂げたいことは?

24年4月より、JTBグループの海外派遣研修制度を利用し、1年間アメリカでの勤務に挑戦します。まずは、現地のビジネストラベルマネジメントのマーケットやアプローチの手法をしっかりと学び、グローバル目線での知識の吸収やスキルアップを目指しています。また、JTBグループは世界各国に拠点があり、グローバルなネットワークを持っていますので、将来的には自身の経験を活かすことで、ビジネストラベルの領域における、国を超えたマーケットシェア拡大にも貢献したいと思っています。

とある1日の過ごし方

9:00
出社。メールチェック、To Doリストの整理。
9:30
朝礼アカウントマネージャーチームで、To Doリストの再確認や情報共有を行う。
11:00
CWTとオンライン会議。CWTの担当者と英語で打ち合わせを行う。
12:00
ランチ
14:00
お客様会議。顧客企業と定例ミーティングを実施し、実績報告やサービスの提案などを行う。
15:00
手配チームと打ち合わせ。顧客企業の出張ポリシーについて、海外トラベルコンサルタントチームとともに勉強会や情報共有などを開催し、サービス向上に向けたミーティングを行う。
16:00
資料作成。渡航・精算データを分析し、実績レポート作成やご提案資料を作成する。
18:00
終業。翌日のTo Doリストを確認して退勤。

オフの過ごし方

週末はボランティアに参加し、外国人向けの日本語学習サポートに携わっています。大人から子どもまで様々な年代の方が参加されており、会社以外のコミュニティに参加をすることで新たな視点を学ぶことができるなど、面白い発見がたくさんあります。また、月に1度は必ず有給休暇を取得し、平日の空いたタイミングを狙って美術館でゆっくり気分転換しています。

CAREER

2019:BTM第4営業部オペレーション課
2022:BTM第4営業部 営業課