教育の機会の提供
JTBグループは、次世代を担う子どもやツーリズムを担う人々の教育を通して、成長や人間形成、文化の継承に貢献しています。
- 教育プログラム
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JTBグループでは、学びの深まりや定着を促進するための「体験を通した教育」の重要性を認識し、机上だけでは終わらない多様な教育プログラムを提供しています。
取り組み事例1:現地体験学習プログラム(海外)
JTBは、環境や社会課題に取り組んでいる海外の各都市を訪れ、現地の人々や専門家と共に学ぶプログラムを提供しています。参加者は、直接的な体験を通してSDGsの目標と課題を深く理解することができます。国名・都市名 プログラム内容 ドイツ・ハイデルベルグ 気候変動をテーマとした体験型展示施設 カナダ・バンクーバー 現地訪問またはオンライン参加で、食品廃棄問題について学ぶプログラム マレーシア・コタキナバル ビーチクリーニングのボランティア体験と市役所の廃棄物管理レクチャー アメリカ・ホノルル クリーンエネルギー 電気バスによる視察プラン 取り組み事例2:中学・高校向け SDGsのサービス・ソリューション
JTBでは、大学や教育機関などと連携してワークショップや動画教材など、さまざまなSDGsプログラムを開発しています。これらを学校の目的に応じて提供することにより、SDGsを自分ごととして考え、行動することのできる人材(=持続可能な社会の創り手)の育成に貢献します。プログラム名
- ・Global Link(グローバル・リンク)
- ・CO2ゼロ修学旅行 ~地球にイイネ! 修学旅行で持続可能な社会に貢献~
- ・SDGsバーチャルキャンプ ~ Be a Global Leader ~
- ・新・SDGs ワークショップ "Decade of Action"
- ・海外の学校・生徒とのオンライン交流プログラム
- ・動画教材 SDGs School
- ・17 GOALs PROJECT - 中学生・高校生が社会課題の解決に挑むプロジェクト -
- ・日本ユネスコ協会連盟 カンボジア寺子屋スタディツアー
- ・SDGsプログラム Our Future Design
- ・探究型学習 特別プログラム SDGs+大学選び
- 教育関連の取り組み
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JTBパブリッシングが発刊する『るるぶ』では、従来のコンセプト「見る・食べる・遊ぶ」に新たに「知る・つくる・学ぶ」を加え、専門家を監修に立てた子ども向けの学習図書や知育商品を提供しています。
『るるぶ』の編集ノウハウをいかした楽しくわかりやすい誌面で、自然環境や社会が抱える課題への理解を深めます。また、乳児から小学校低学年の親御さんに向けてお出かけ情報を発信しているWEBメディア『るるぶKids』では生き物や天気といった子どもにとって身近な自然の不思議を学ぶ記事のほか、お出かけスポットや身のまわりの商品のサステナブルな取り組みに関する記事を通して、親子で環境について考えたりアクションを起こすきっかけづくりを応援しています。指標と目標
指標 2023年度 2025年度 2028年度 SDGs教育普及のための図書寄贈 370冊 120冊 150冊 地域のサステナブルな取り組みについて、るるぶ情報版各誌での情報発信 127冊 148冊 148冊 地方や企業のサステナブルな取り組みについて、WEBメディアでの情報発信 22本 30本 35本 取り組み事例:教育関連
- ・WEBメディア「るるぶKids」
- ・ゲーム「るるぶ SDGsすごろくゲーム」
- 地元ガイドへの研修や支援
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JTBグループはエコツーリズム協会を通じてエコガイドへの研修を実施しています。
エコツーリズム協会は、持続可能な観光や自然保護に焦点を当てた活動を行う組織の一つで、エコガイドは観光客に対して地域の自然や文化について教育的な情報を提供し、同時に環境への配慮を促す役割を果たします。
JTBはエコガイドへの研修を通して、観光客に地域の魅力や価値、環境や文化保護の重要性の理解を促す役割の一翼を担っています。
- ガバナンス・推進体制
- 重要課題(マテリアリティ)
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・心豊かなくらし
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・人々をとりまく環境
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・パートナーシップ
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