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ともに進む。あしたへつなぐ 東北と創る、未来。 TOHOKU-MIRAI 東日本大震災以降の東北の取組みや活動を紹介します。
JTBグループは、旅のチカラで人々の交流を創造し、東北の方々とともに魅力あふれる東北の未来に向け、貢献してまいります。

2013年9月〜10月

沈黙の海の記憶 鎮魂の三陸海岸を行く ツアーを実施

被災地を訪れた社員の体験から生まれたツアー企画です。
東日本大震災で未曾有の被害を受けた三陸海岸を巡る2泊3日の旅。訪ねるのは名取市・閖上(ゆりあげ)地区から石巻、女川、南三陸、気仙沼、陸前高田、釜石、大槌、宮古まで。各地では地元の震災語り部の人から当時の話を伺いながら、今も復興に向けて奮闘する人々を、沈黙の海の記憶とともに訪ねます。当初は1度だけの予定でしたが、募集の段階で人気が高く、急遽さらに2度追加しました。

ご参加者された方々からのアンケートでは「このような企画を待っていた」「とにかく一度現地をこの目で確認したかった」などの声が寄せられ、どうにかして被災地を訪れたいという要望に応える事が出来ました。現地では語り部による案内に感銘を受けた方も多く、大変意義深い3日間となりました。1〜2年後にも再訪したいという感想も多数聞かれました。

行程
1日目
伊丹空港集合(9:00)→航空便→仙台着。バスで移動。名取市・閖上地区(復興市場や湊神社跡)→塩釜・塩竈神社→松島海岸(瑞巌寺と五大堂)→野蒜駅周辺(消えた列車)→ホテルルートイン石巻に宿泊。
三陸海岸からスタートします。まず名取市・閖上地区では復興仮設市場で地元震災語り部さんと合流し、湊神社の小山から見渡す限りに津波の被害を受けた被災地を眺望しました。その後、参道のすぐ下まで津波が押し寄せたという塩釜・塩竈神社を訪ね、さらに津波の塩害で杉並木に被害が出た松島海岸・瑞厳寺と五大堂を参拝しました。JR仙石線野蒜駅付近では、同時刻に同駅を出発した上下2本の「消えた列車」津波被災の状況をうかがいました。
2日目
ホテル出発→バスで移動。石巻・日和山公園(眼下の被災地)→女川(震災遺構)→大川小学校跡→南三陸町(防災庁舎跡)→気仙沼→陸前高田(奇跡の一本松)→大船渡プラザホテルに宿泊。
石巻港を見下ろす日和山公園に向かいます。語り部から山を駆け上って九死に一生を得た話などを聞き、荒涼と広がる被災地を眺望しました。その後は多くの小学生達が津波にのまれた大川小学校跡で手を合わせ、南三陸町に到着。鉄骨だけが残る防災庁舎跡では、三階建ての屋上を越えた津波の恐ろしさに、皆呆然と見上げるだけでした。さらに気仙沼では、津波とそれにともなう火災の脅威の跡が残る鹿折地区の巨大な打ち上げ船を見学。陸前高田では、かつて白砂青松の海岸を美しく埋めつくした7万本の松のなかで、ただ1本だけ残った「奇跡の一本松」と、破壊し尽された護岸を見学しました。
2日目
ホテル出発→バスで移動。盛→三陸鉄道・南リアス線(部分開通)→吉浜→釜石・橋上市場→大槌(役場跡とJR大槌駅跡)→山田線・吉里吉里駅→宮古・浄土ヶ浜(散策)→花巻→航空便→伊丹空港着(20:10)
盛駅から吉浜駅まで部分開通された三陸鉄道・南リアス線に体験乗車。釜石では1階部分を津波が洗ったというかつての橋上市場を散策。さらに、大槌町では町長を含む多くの職員が犠牲になった役場跡と、跡形もなく消え去ったJR大槌駅跡を語り部の案内で訪ねました。山田線の吉里吉里駅は町の中腹。海沿いは被害を受けましたが、駅舎は以前のまま残っています。前後が寸断されて列車が来ない線路上を、地元の人たちが道路代わりに歩いているのが印象的でした。宮古の浄土ヶ浜も大きな被害を受けましたが、昔のままに美しくよみがえった海岸を散策。その後は盛岡経由で花巻空港へ。
  • 朝日旅行 大阪支店国内旅行企画販売チーム

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