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岩手県陸前高田市 高田松原クリーンアップによる遺産継承活動の旅

2020年10月17日(土)

岩手県陸前高田市

岩手県陸前高田市 高田松原クリーンアップによる遺産継承活動の旅

活動日 2020年10月17日(土)
活動場所 岩手県陸前高田市
発着地 盛岡駅西口
募集人数 30名
概要 東日本大震災の津波により甚大な被害を受け失われた、陸前高田市の名勝高田松原で清掃活動を行いました。活動後は、郷土料理の昼食(三陸産のホタテとワカメを使ったホタワカ御前)を楽しみました。また、2019年に新しくオープンした東日本大震災津波伝承館いわてTSUNAMIメモリアルや道の駅高田松原も見学しました。
協力団体 高田松原を守る会
募集チラシ ダウンロード[PDF 354KB]
担当者からのメッセージ 失われた名勝高田松原の復活・再生を目指し活動をすることで、未来に形ある遺産を継承していきます。
コロナ禍で県を越えての交流が難しい日々だからこそ、地域の方々と対面で交流できる機会に感謝をし、今回の交流で学んだ地域の魅力を、私たちからさらに多くの方へと伝えていきたいです。
お問い合わせ先 JTB 盛岡支店 担当者:和田 志穂子 TEL:019-651-7474 休業日:土・日・祝日 営業時間:9:30~17:30

参加者の声

陸前高田市は津波で特に甚大な被害を受けたまちです。更地や盛り土にされた場所が目立ち、その中で高田松原の再生をはじめ復興へ努力している人たちがいます。参加することで地域の力になれたら嬉しいです。(男性20代)
作業は大変だったけど、マツを一生懸命守っている人たちの力になれて嬉しかったです。マツの木が大きく育ってほしいです。(女児9歳)

協力団体の声

東日本大震災前の高田松原に戻すためには、約50年かかると言われています。そのためには今回ご協力をいただいたように、高田松原を守る活動(草刈り・台風等の災害対策)を次の世代に継承していくことが大事です。植えられているマツの木と木の間は通常は機械で草刈りができますが、マツが生えている直径40cmの範囲にある雑草は手作業で除去しなければなりません。冬以外の毎週日曜日にメンバーでの草刈りをしていますが、ボランティア団体の協力のおかげで何とか整備が出来ています。今回は総勢27名の参加をいただいたこともあり、広範囲で草刈りができました。ありがとうございました。
(NPO法人高田松原を守る会 理事長 鈴木善久様)

担当者の声

陸前高田市は来年2021年3月で、東日本大震災から10年を迎えます。震災から9年が経った今も、更地になってしまった街並みや震災の爪痕が残る建物等を見ると心が痛みますが、陸前高田氏市がSDGsの未来都市として制定され、2022年に第37回全国植樹祭の開催が決定されたことなど、未来に明るい兆しもあると感じています。今回は「高田松原」の景観を復活させるべく、マツの木の周りに生える雑草を刈る作業をしましたが、高田松原を守る活動を次の世代に継承させていくことも重要であると考えます。「奇跡の一本松」に込められた陸前高田市の皆さんの思いと一緒に、弊社も同じ船に乗ったつもりで今後も力になることができれば幸いです。

プログラムの様子