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事例紹介:OzHarvest - Cooking for a Cause

大小さまざまな企業グループが参加できる料理教室への参加です。
教室を主催しているOzHarvestでは、レストランやスーパーなどの卸売業者から廃棄されるはずの食品の寄付を受け、それらを使ってホームレスや恵まれない人々・コミュニティのための料理を作っています。
私達JTBチームは、OzHarvestのシェフの指導のもと、集めた食材を使ってレストランで提供されるような料理を作り、身寄りのない人々や恵まれないコミュニティに直接配布しました。また自分たちで作った料理の試食をすることもできました。
手打ちパスタやサラダなどの美味しい料理を作りながら実践的な調理技術を学び、これらの技術が実際に役立つこと、また、恵まれない人々が愛情ある栄養価の高い食事を楽しむことができることを実感しました。

01 担当者の声

JTBオーストラリアが慈善団体OzHarvestと共同で主催したこの活動では、JTBオーストラリアの社員が、OzHarvestのシェフやボランティアの方々と協力してレストラン、ホテル、スーパー、卸売業者からOzHarvestに寄付された食材を使って、レストラン並みの品質の食事を作りました。OzHarvestはオーストラリア全土で活動している組織で、毎週3500人以上の食品提供者から180トン以上の食品を回収しています。食品廃棄は世界的な問題であり、オーストラリア経済では毎年約200億ドルの費用がかかっています。今回はJTBオーストラリアの社員とOzHarvestの資格を持つシェフの協力のもと、210食分を地域のシドニーの慈善団体「ラフ・エッジジ」が運営するカフェに寄付し、食事を必要としている人々を支援しました。ただ沢山の食事を寄付したというだけでなく、その食事を作るのに通常なら捨てられてしまうような食材を使ったというのは素晴らしい事です。チーム一丸となって、地域の恵まれない人たちの生活に大きな変化をもたらすことができました。

02 協力団体の声

JTBのメンバーは、OzHarvest本社で行われた「Cooking for a Cause」プログラムに参加してくれました。私たちは回収された食品を、シドニー市内で厳しい状況の中で頑張っている人たちのために、本当に美味しく栄養のあるものに変えています。私たちが得る食料の多くは廃棄される運命にあったものです。私たちはそのような食材を使って様々な料理を作ることで、プログラムの参加者に調理場で実際に使えるスキルも教えています。できればプログラム終了後、実際にキッチンで学んだ事を実践して頂きたいと願っています。このプログラムではただ料理を作って恵まれない方々へ届ける経験をするだけでなく、調理のスキルを学ぶこともできたはずなので。

03 参加者の声

  • 地球いきいきプロジェクトの一環であるOzHarvestとの「Cooking for a Causeイベント」は、JTBオーストラリアのスタッフにとって素晴らしいCSRプロジェクトとなりました。OzHarvestのシェフたちと一緒に、調理方法を通して、食品廃棄物の削減について多くのことを学びました。
    シェフたちはとても忍耐強く親切で、私たちが作った料理はユニークで美味しかったです。OzHarvestは全国的な組織に成長し、通常であれば廃棄されるはずの食料を毎週180トン以上支援団体から回収しているそうです。私たちはそのような食料から210食分の食事を作り、地域の慈善団体に寄付し、困っている人たちを助けることができました。
    このワクワクするようなイベントは、キッチンで過ごす楽しい一日でもあり、そしてJTBのスタッフにとって素晴らしいチームビルディングの機会にもなりました。また新しい調理方法や新しいレシピを学ぶこともできました。アジアパシフィック本社から特別ゲストが参加し、OzHarvestのボランティアたちの素晴らしい活動を知って頂くことができたのもよかったです。今回のイベントは大成功だったと思いますが、今後もJTBオーストラリアがOzHarvestを支援することを期待しています。
  • OzHarvestのチームがやっている仕事を見て驚きました。チームの大半はボランティアで、協力団体から食料を集めたり、シェフが料理を作った後のキッチンの片付けを手伝ったりしていたのです。OzHarvestでは、通常であれば廃棄されていたであろう食品を週に20トン以上保存していると聞いて、さらに驚きました。そして、この食品を使って、恵まれない人々のためにレストラン並の質の高い食事を作って提供することができるのは素晴らしいことだと思います。
  • とても楽しく、イベントに参加した甲斐がありました。この食事が届けられた人たちの笑顔を想像すると、とても幸せな気持ちになります。
  • OzHarvestのクッキングプロジェクトに参加した最初は何を学べばいいのかわかりませんでしたが、本当に勉強になり楽しい経験になりました。2004年以来、彼らが積み重ねてきた努力を見ることができて嬉しかったです。毎年約9900億米ドル分の食料が世界中で廃棄されており、OzHarvestはその一部を保存し、食料がない人々に食料を提供することを使命としているそうです。
    プロのシェフの指導のもと、私たちは3つのチームに分かれ様々な料理を作り、20人のグループでシドニーの恵まれない人たちのために210食を作りました。新しい料理の技術を学び、グループとしての絆を深める時間を過ごすことができたのは素晴らしかったです。