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事例紹介:HONOULIULI RESTORATION PROJECT

ホノウリウリ国定史跡の雑草やゴミを取り除き、歴史的史跡を保護する活動に参加しました。この場所は第二次世界大戦中、民間人と戦争犯罪者の抑留キャンプで、400人の抑留者と4,000人の戦争犯罪者を収容していました。2015年、バラク・オバマ大統領がこの場所をホノウリウリ国定史跡に指定するとの宣言に署名。戦時であっても市民の自由を保護しなければならないことを忘れないためです。このプロジェクトを通じてハワイの歴史遺産を保護する活動に参加し、「地球上のかけがえのない資源を大切にする」というJTBの理念を守り続けていきます。

01 担当者の声

ホノウリウリの国定史跡としての公開に向けた国立公園局の取り組みの中で、草木の除去や史跡の地図の作成を手伝いました。ハワイ日本文化センター、国立公園局との協力によって、この歴史的名所の保護および文書化に大きく貢献することができました。

02 協力団体の声

地球いきいきプロジェクトで、ハワイ日本文化センター(JCCH)と協力してホノウリウリ国定史跡を整備していただいたJTBハワイの皆さんには感謝しています。当初、JTBがホノウリウリに関心を示された時には驚きました。現地はアクセスが不便で、作業をするにも訪れるにも容易なところではないからです。オアフ島西部の深い谷間に位置し、気温を下げる貿易風がほとんど通らないので暑いのです。それにも関わらず、JTBの熱心な呼びかけのおかげで、JCCHと協力して地域社会に貢献するという貴重な体験を同社の従業員にしていただきました。第二次世界大戦中の収容所の跡地での作業は、JCCHにとっては重要な保護活動です。その一方で、JTB 地球いきいきプロジェクトによって、JCCH、第二次世界大戦武勲記念史跡を管理する国立公園局、バイエル社(旧モンサント・ハワイ社)が協力することになりました。民間企業、公共・非営利団体、連邦政府機関の3者が結びつくという珍しく貴重な協力関係が実現したのです。我々の州や国にある歴史的に重要な史跡に関する保護や教育を実施していくには、このような協力関係が重要な決め手となります。ハワイ日本文化センターの活動に関心を持ち、支援いただいたJTBハワイに感謝するとともに、今後もこのような協力関係を継続できることを期待しています。

03 参加者の声

  • 日米の歴史において重要な出来事の一つであるホノウリウリ日系人抑留キャンプ、それを保護する活動に参加する機会をいただきましたことを大変光栄に思います。オアフに生まれ育った日系アメリカ人として、私は以前からハワイと日本の歴史に大変興味を持っておりました。このプロジェクトを通じてハワイ日本文化センター(JCCH)及びホノウリウリのボランティアスタッフから大変多くのことを学ぶことができました。
  • プロジェクトの中で、JCCHのレス氏がおっしゃったように、これは単なる清掃作業ではなく、歴史を振り返り、私たちが今手にしているものに感謝し、未来や次の世代のために何ができるかを考える貴重な機会であると思います。歴史を現在、そして未来につなげ、同僚やビジネスパートナー(JCCH、Monsanto/Bayer)とのネットワークを広げていく。それは、私がJTBグループの一員だからこそできたことだと思います。
  • 私自身、日系アメリカ人として、教えていただいた地理的、歴史的知識に感動しました。国立公園局、Monsanto/Bayer、JCCHのボランティアの方々がこのプロジェクトにとても一生懸命取り組んでいることは本当に素晴らしいことだと思います。