親子の絆を通してみる、旅の可能性
~Bridging the Dreamキャンペーン第3弾
息子から母へ感謝の旅 京都編~

「非日常」から生まれるものとは?「旅行」という時間がもたらす心の動き。

あなたの夢、叶えます! Bridging the Dream

JTBは、2020年に向けて、「Bridging the New~つながれば、はじまる。~」をスローガンに掲げた活動を展開してきました。その一環として、2019年春に「あなたの夢、叶えます! Bridging the Dream」キャンペーンを実施。全国から集まった多くの応募から、JTBが旅のさまざまな可能性を活かし、自分や家族、仲間たちと共につなぐ、5つの夢の実現をお手伝いするというものです。
第3弾は、5つの夢の1つから「旅行」という日常とは違う時間で、夢を実現した親子のストーリーをクローズアップします。

~Bridging the Dreamキャンペーン第3弾 息子から母へ感謝の旅 京都編~

01応募動機

平和な毎日をありがとう!毎日フル稼働のお母さんに、たまにはゆっくりしてもらいたい。

仕事に家事、いつも家族のために奮闘してくれているお母さんに、感謝の思いはあっても伝える機会がなかったという、東京都在住の山田寛人さんは大学4年生。
反抗期にはゲームに熱中してマイペースを貫きずいぶん困らせたけれど、今の自分があるのは、息子を信じ、留学するなどの進路もすべて後押ししてくれたお母さんの存在があってこそ。平和な気持ちで今日まで生活してこられました。年齢を重ねるうちに、そのありがたみをひしひしと感じてきたと言います。社会人目前となった今、仕事を持ちながら家族を支えていたお母さんの大変さも、だんだんと理解できるようになり、いつかその感謝を伝えることが「夢」となったそうです。

今回のキャンペーンを知り、「忙しい母には『ゆっくり休む時間』が一番必要で、喜んでくれるのではないかと考え、感謝の形が『旅行』だった」と、はにかんだ笑顔で応募の動機を語ってくれました。
寛人さんの話に目を細めるお母さん。「反抗期には手を焼くこともあったが、幼い頃から優しい息子で、海外に行けばお土産を買ってきてくれることもあった。でも、『私がゆっくりする時間』を夢として、このキャンペーンに応募してくれたとは思いもよらなかった。仕事の時間も不規則で、一年中走り回っていて、なかなか旅行の時間も取れずにいた私にとって、一番必要なプレゼントが何かを分かっていてくれたことに感激しました」と、嬉しそうな表情。

当選の知らせを受けた時は、寛人さんは「超嬉しかった!」、お母さんは「まさかのことで現実を理解するのに時間がかかった」と、山田さん親子にとってまさにサプライズの出来事でした。
家庭では口数の少ない寛人さんと、二人だけで旅行する日が来るとは夢にも思っていなかったとのこと。青春を謳歌する年齢の息子さんとの親子旅行は、たしかに珍しいケースでしょう。息子を持つお友達から、お母さんはずいぶん羨ましがられたそうです。

(左)山田寛人さん(右)お母さん
(左)山田寛人さん(右)お母さん

02旅を終えての感想

はじめての体験が「思い出」を大きく膨らませていく。

夢の実現は2019年11月初旬。寛人さんがお母さんの希望に沿ったスケジュールを立て、1泊2日の京都旅行が実現しました。

「1番の思い出は?」の質問に、お二人で声を合わせ「人力車!」という答えが返ってきました。嵯峨野~嵐山界隈を人力車に乗って、約2時間の散策です。お母さんは、最初は気恥ずかしかったそうですが、「ガイドブックには載っていない地元の情報を、経験豊富な車夫さんに教えてもらい、7、8カ所も巡ることができました」と大満足。「徒歩で散策するより何倍もの名所を見ることができて、短い日程の中、とても効率的だった」と寛人さん。お二人ともあっという間に感じられたそうです。

人力車
人力車
SKY HOP BUS
SKY HOP BUS

その他の観光は、タクシーは使わず、人気スポットを30分毎に周遊する「SKY HOP BUS」1日券を利用。チケットを購入すれば、24時間何度でも乗り降りが自由にできる観光バスです(夜間の運行はありません)。限られた旅行はスムーズな移動が大きなポイントになりますが、「迷うことなく、計画どおりに行きたい所を快適に回れた」と何よりの言葉が聞けました。
今までの旅行はホテルに泊まることが多かったお母さんですが、今回の宿泊先は旅館。日本ならではの「おもてなし」がとても心地よかったと振り返ります。「食事も移動することなく部屋でゆっくり堪能でき、女将さんの細やかな心遣いに、心身共にリラックスでき、日本旅館の素晴らしさをあらためて知りました」
また、手荷物配送利用券付きだったので、「ついつい予定よりたくさん買い物をしてしまいました」と微笑まれ、お買い物もじゅうぶん楽しまれたご様子。

はじめての体験が「思い出」を大きく膨らませていく。1

寛人さんにとって今回の旅行は、自分が楽しむことは二の次で、自分はただお母さんのお供をするだけのつもりだったのが、時間が経つにつれ、だんだんと気持ちが変わったそうです。「京都の名産である老舗店の京麩や漬物を買いに行って、その美味しさに目覚めたり、和装小物の店では、匠の技に感動したりしました」と、お母さんが希望の場所に行くことで、自分は知らなかった世界と出会い、新たな興味が広がる楽しさを覚えたそうです。

はじめての体験が「思い出」を大きく膨らませていく。2

03旅に感じた可能性

お互いの新しい一面を教えてくれる「旅行」という時間。

子どもが成長した家庭では、各自が忙しくなって、ゆっくり親子で会話する機会が減るものです。山田さんのご家庭でも、気が付けば、お母さんと寛人さんが話すのは事務的な連絡事項が中心になっていましたが、この1泊で数年分もの会話ができたそう。
「他界したおじいさんのことや幼少期の思い出話など、日常生活で話題に上らなかった話がたくさんでき、気持ちが通じ合えた気がします」とお母さん。そして、「途中で雨が降った時、私のバッグが濡れないように、自分のジャケットの中に入れて守ってくれるなど、いつの間にか成長していた息子を頼もしく感じた」と、さぞ嬉しかったご様子。

寛人さんは、旅館の女将さんとの会話が弾むお母さんの様子に、「自分が苦手としているコミュニケーション能力が、母はすごく高いことが分かって尊敬した」など、お互いに新たな一面を垣間見ることができたのも旅行の収穫になったようです。

「感謝の気持ちは『物』でも表せたかもしれないけれど、『旅行』はお互いの関係性に広がりを持つことが分かり、『母との旅行』を夢に持ったことは正しかった」と、寛人さんは、帰りの新幹線の中で感謝の気持ちを言葉にして伝えることもできたそうです。

「久しぶりにゆっくり休むことができただけでなく、『旅行』がもたらしてくれた時間と経験、会話は、かけがえのない親子の絆を再認識できて、最高のプレゼントでした」と、笑顔のお母さんの感想に、寛人さんがにこやかに頷いていました。

(写真左)JTB Tokyo2020プロジェクト推進室 室長 久家 実
(写真左)JTB Tokyo2020プロジェクト推進室 室長 久家 実

今回の内容は、普段なかなか恥ずかしくて伝えられないお母様への「感謝」の気持ちを、「旅行」という手段を使って伝えようと行動された息子さんからの応募でした。ご旅行からお帰りになったお二人にお会いさせていただきましたが、お母様から「親子の絆が再確認できて、最高のプレゼントでした」というお言葉をお聞きし、微力ながらお手伝いできたことを大変嬉しく感じており、改めて「Bridging the Dream」キャンペーンにご応募いただいたことに感謝申し上げます。

2020年、まもなく訪れる世界最大のスポーツの祭典に、JTBは「Bridging the New~つながれば、はじまる。~」をテーマとして、世界中の方々の「感動」や「歓び」の架け橋となれればと思っております。これからも多くのみなさまの夢の実現と、その先の素晴らしい未来をご一緒に築けるよう、JTBは旅を通じて想像を超える感動をお届けしてまいります。

※社名・肩書きは取材当時のものです。

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