東京2020オリンピック・パラリンピックの成功に向けたリオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピックにおけるグローバル連携

2016年に開催されたリオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピック。この国際的なビッグイベントにおいて、JTBは国際オリンピック委員会を支えるワールドワイドパートナーの(日本発の)宿泊・移動・食事等、多岐にわたる業務を担当しました。東京2020オリンピック・パラリンピックも視野に入れたグループをあげての取り組みの様子をお伝えします。

東京2020オリンピック・パラリンピックの成功に向けたリオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピックにおけるグローバル連携


国を超えた、密な連携によるサービスの提供

南米では初開催のオリンピック・パラリンピック、その課題を乗越えて

リオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピックでJTBが担当したのは、関係者の現地での宿泊や移動、食事等の手配を中心とした斡旋業務。その対象は「ワールドワイドオリンピックパートナー」と呼ばれる主要スポンサー企業や、日本オリンピック委員会・日本パラリンピック委員会をはじめとする「オリンピック・パラリンピックファミリー」でした。ブラジルと日本は地球のほぼ裏側という地理的な特性もあり、日本から現地への年間の渡航者数は決して多くないため、日本人に対応できる現地スタッフの数が十分ではない環境下において、日本語ガイドやアシスタントなどのスタッフの拡充、受け入れ先となるホテルの確保など、安心してご滞在いただけるインフラを構築することが喫緊の課題でした。

国を超えた、密な連携によるサービスの提供

グループリソースを活用しスムーズな連携を実現

これらの課題解決に向け、企画準備段階より、日本・アメリカ・ブラジル各国の旅行会社からなる3国間連携システムを構築しました。2013年にはブラジル現地会社と合併した新会社を設立、また2014年には日本語対応を強化するために日本人対応旅行会社をグループに加えることで、リオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピック指定旅行代理店で唯一、現地会社・支店を保有。情報の収集や共有、安全対策をスムーズにするための連携サポート体制を強化するとともに、人財の事前トレーニングにもいち早く着手し、ハードとソフト両面からの質の高いサービス提供を実現しました。

グループリソースを活用しスムーズな連携を実現

今回の業務の担当者のひとりである、JTBコーポレートセールス スポーツ営業部 JTBスポーツデスク スポーツ営業第一課長の関根典昭は「グループとしてリオに大きな拠点がない中でのスタート。一番の課題だった斡旋体制を構築する社内インフラが整い、連携が取れるようになってからは、日々変化する情報を整理し、しっかりとお客様にフィードバックしていくことを心がけていました。スポーツやオリンピック・パラリンピックというものをフックとして、(今回のような業務を行うことは)人の流れを促進していくという意味で、JTBが(社会や経済に)貢献できることのひとつではないでしょうか」と話しています。


JTBコーポレートセールス スポーツ営業部 JTBスポーツデスク スポーツ営業第一課長の関根典昭

このリオデジャネイロ2016オリンピック・パラリンピックにおいて、日本選手団は日本オリンピック史上最多である41個のメダルを獲得。スポーツに対する専門性を有し、グループの総力をあげた万全の斡旋体制でスピーディな対応を実現したJTBのサービスが、今回の素晴らしい結果に貢献できたと社員一同喜ばしく思っております。



東京2020オリンピック・パラリンピックの成功と、さらなる飛躍を目指して

リオ2016大会で獲得したノウハウを東京2020大会につなげるために

リオ2016大会を経て、オリンピック・パラリンピックのようなメガスポーツイベントでの国際的な連携によるオペレーションスキルを高め、ノウハウを獲得したことで、JTBは積極的にスポーツイベントに関わる人財を育成し、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて全社一丸となって歩みを進めています。2016年には「東京2020大会オフィシャル旅行サービスパートナー」としての契約を締結。リオ2016大会で培った経験を糧に、オールジャパンで大会を盛りあげるため、協働する他2社と連携に取り組んでいく考えです。

東京2020オリンピック・パラリンピックの成功と、さらなる飛躍を目指して

東京2020組織委員会の掲げるアクション&レガシープランでは「復興」も柱のひとつとなっています。「東京2020大会オフィシャル旅行サービスパートナー」契約締結の記者会見において、JTB代表取締役社長の髙橋広行は「東北の復興を多くの方に見ていただくことも大きな目的。現在も訪日のお客様に、東京以外の地方も積極的に案内していますが『地方創生』の面からも大会を盛りあげていきたい」と意気込みを語っています。

リオ2016大会での成功に支えられ、東京2020オリンピック・パラリンピック大会関係者の宿泊斡旋を含めたホスピタリティ業務を担当する機会に恵まれたことは、JTBがお客様に新たな価値を提供するまたとない機会をいただいた、という意味でもあります。「JTBを選んで良かった」という喜びの声をいただけるように、そして「オリンピック・パラリンピックならJTB、スポーツならJTB」という更なる安心と信頼を感じていただけるように。東京2020大会の成功およびアフター2020の未来に向けた、JTBのこれからの取り組みにご期待ください。

※社名・肩書きは取材当時のものです。

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