『JTB REPORT 2016 日本人海外旅行のすべて』を発行

2015年の海外旅行マーケットの実態

JTBは、2015年の日本人海外旅行マーケットの実態をまとめた「JTB REPORT 2016 日本人海外旅行のすべて」を発行しました。

1.旅行意欲が好転、海外旅行に消極的な層が7年ぶりに減少
(37.3%→29.4%)

海外旅行に関して「あまり行きたくない」「絶対に行きたくない」と回答した人の割合を合計した比率が前年比で7.9ポイント減少、増加が続いてきた海外旅行に否定的な層に7年ぶりに歯止めがかかった。燃油サーチャージの下落・撤廃の発表や、円高に転じた為替相場など、旅行意欲を喚起する経済的要因が影響していると考えられる。

2.未婚女性の旅行意欲が全体をリード

海外旅行希望率(否定派とわからない・無回答を除く、積極派と消極派の合計)は幅広い性・年代で前年を上回った。とりわけ未婚女性においては、積極派が前年比15.2ポイント増の45.8%、旅行希望率は8割を超え、高い旅行意欲が窺える。

3.3年連続してマイナスが続いた海外旅行者数は底を打って反転へ

2015年の年間の海外旅行者数は前年割れ(前年比▲4.1%)であったが年後半の9月~11月の出国率はほとんど下げ止まっていた。11月下旬のパリ同時テロ事件は、欧州方面への旅行には影響したものの、海外旅行全体への影響は小さかったと考えられる。16年1月以降の旅行者数は円高傾向、燃油サーチャージの下落などを背景にプラスに反転している。

4.「ひとり旅」の比率が過去最高

旅行の同行者では「ひとり旅」の増加傾向が継続し、調査開始以来最も高い23.6%を記録した。前年(’14年)と比較すると女子学生では「ひとり旅」が増加して家族や友人との旅行が減少している。また高年男性(60歳以上の男性)で「一人旅」の割合が顕著に増えている。女性がリードしてきた「ひとり旅」が男性にも広がってきたようだ。

5.オンライン予約の増加が続き、過去最高を更新(62.2%)

旅行の申し込み方法では「インターネット」(62.2%)が過去最高の比率を更新した。オンライン予約比率は緩やかながらも着実に成長を続けている。一方、減少したのは「旅行会社店舗」(16.0%)と「通販・電話」(8.8%)で、いずれも前年から1ポイント以上減少となった。

ニュースリリース

※社名・肩書きは取材当時のものです。

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